2007年12月04日

武勇伝(14)

『トモダチとは?』

高校一年のとき、学校で仲が良かった友達のミズーリだが、お互い家が遠かったため、今まで学校外で遊んだことはなかった。
(ちなみにミズーリの家は学校から自転車で片道一時間の距離で、我が家とは方角が逆方向だ。 )

そんなある日の土曜日、ミズーリが「家に遊びに来ないか?」と誘ってきたので、私は一発返事で即OKした。
私は学校の帰り、ミズーリに案内されて、一緒に自転車でミズーリの家へ向かった。
辿り着いたミズーリの家はオーソドックスな外観を持つ平屋建ての家だ。
なにして遊んだか思い出せないが、ミズーリが「いけない!ルナ先生」、「あぶない!ルナ先生」のマンガを大切にしてたことだけは鮮明に覚えている。
私は帰り際に「来週は僕の家に遊び来いよ!」とミズーリを誘った。

一週間後の土曜日、約束通り今度はミズーリが我が家に遊びに来た。
予め約束してたおかげで私はジュースやおやつなどでもてなすことができた。
楽しいときは時間が経つのも早く、外の景色はすっかり暗くなってた。
ミズーリが家に帰ろうとしてたので、私は彼を途中まで送った。
私は「また月曜に学校で会おうな!」と約束してミズーリと別れた。

翌々日の月曜日、ミズーリは学校に来なかった。
担任がなぜかミズーリの欠席について触れなかったので、気になった私はあとでこっそり理由を聞くと、親の都合で学校を辞めたことがわかった。
私はミズーリからなにも聞いてなかったので、担任から話を聞いてびっくりした。

ときは流れ、偶然街中でミズーリと出会ったヒトの話では、彼はガソリンスタンドで働いて家に生活費を納めてるそうだ。
posted by ひかわなる at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝
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