2008年02月13日

武勇伝(20)

武勇伝(18)、(19)の続き!!

「人生の選択肢」

私は上五島での楽しい生活も終わり、福岡に帰ってきた。

8月○日
私はK子伯母さんの三女アユミンが働く某大型家電店へ行った。
着いた時間はお昼ごろ、お店の入り口でアユミンとばったり出会った。
アユミンはいまから休憩だったンで近くの喫茶店に入りお話をした。
じつは祖母に全自動洗濯機をプレゼントしようかと考えてた。
祖母の家にあった洗濯機は、“洗い”と“すすぎ”を行う槽と“脱水”を行う槽が分かれた二槽式洗濯機だ。
車椅子生活の祖母には左(洗い&すすぎ)から右(脱水)へ洗濯物を移すのはタイヘンなことだ。
…で、アユミンが働くお店に買いにきたワケだ。
そして私はカンタン操作で機能も充実した七万円の全自動洗濯機を現金払いで買った。

9月○日
祖母には黙ってたが、お店から祖母に「商品お届け日はいつにするか?」電話が掛かってきてバレた。
私が黙って勝手なことしたンで、祖母から「もっと他にお金の使い道あるでしょっ!自分のために使いなさい!」と怒られた。

9月○日
祖母の家に里帰りしたY子叔母さんから電話が掛かってきた。
電話のむこうで洗濯機が動いてる音がきこえてきて、Y子叔母さんから「この洗濯機すごく使い易いよ。」と言われた。
Y子叔母さんから祖母に電話を代わり、祖母から「このあいだはゴメンね。洗濯機ありがとね。」と言われた。
“結果よければすべて善し(結果 all right)”ってことかなぁー。

9月○日(洗濯機が届いた日の翌日)
っ?!
祖母がたおれて、意識をなくしたまま病院にはこばれた。
私の母親が祖母に付き添うため上五島の病院へむかった。
この日から数日間、母親と叔父叔母たちが24時間交代で祖母に付き添った。

私がこの日、はじめて知ったのが…
私の両親や叔父叔母たちは知ってたが、じつは祖母は末期のガンで、のこりの時間を家で過ごすことを選んだのだ。

9月○日
いつかはと覚悟はしていたが、ついにそのときが来てしまった。
偶然なのか祖父が亡くなった日と同じ日に祖母が亡くなった。
でも私はついこの間まで祖母と一緒だったンで、葬式で対面するまで、祖母が亡くなったって実感わかなかった。

後日談
私が贈った全自動洗濯機は、現在、マサキチ叔父さんが使っている。


posted by ひかわなる at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝
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