2008年02月10日

武勇伝(18)

今月は会社隣の精米所で、熊本産米の「ヒノヒカリ」が5kg1380円で販売してた。
もちろん買いましたぜぇー!!

つうことで久々の自伝シリーズ…。


『家出じゃねぇー。』
大学一年の夏休みに、私はささいなことで母親と喧嘩して家を飛び出した。
コンビニでバイトして貯めたお金が二十万以上あったンで、とりあえずこのお金を使いきるまで家に帰るまいと決意する。
どこへ行くかまで考えてなかったが、なんとなく列車に乗り博多駅から佐世保駅へ、客船で佐世保港から榎津(えのきづ)港へむかった。
着いたここは長崎県上五島で、私の両親の実家がある。
家出なんで家族に黙ってきたが、いずれバレるだろうから、母親に電話して、いまどこにいるかを伝えた。
そしたら母親が母方の祖母に連絡して、いまから私が訪ねることを伝えてくれた。
おかげで泊まるところが決まったンで、野宿しなくて済んだ。
私が上五島に来るのは、二年前に母方の祖父の葬式以来だ。
あのときは家族一緒で、港に車の迎いがきてたが、今回は私一人で迎いもない。
無事、祖母の家に辿り着けるか不安になってきた。
見ず知らずのカップルに話し掛けられた。
公衆電話で電話しようと思ったが小銭がないンで、両替してほしいと…。
そう、この辺りには両替できそうなお店が一件もないのだ。
私も両替するほど小銭なかったから十円玉2〜3枚渡そうと思ったが、財布を開くと硬貨が百円玉1枚しかなかった。
しかたなく百円玉を渡すと、カップルは深々と頭を下げてお礼を言い去っていった。
さて祖母の家までは、バスに乗ろうと思ったが一日に数本のバスを待つよりも、歩くほうが早いと思った。
それに初めての路線バスはどこへ連れて行くかわからンから…。
歩くの初めてで、祖母の家までの道筋は知らンけど、直感に身を任せて歩き始めた。
まわりは山か海で建物はほとんどない。
途中、ノドが渇いてジュースが飲みたくなった。
自販機をみつけ、いざ買おうとするが、財布には万札だけで、硬貨が1枚もなかった。
自販機は硬貨と千円札にしか対応してないンであきらめた。
つうか、マジでバスに乗らなくて良かった。
バス車内で壱万円の両替はムリやろぉーから…。
一時間くらい歩いたか、まだ真夏の夕方六時まえなのに景色が暗くなりだした。
今日中に辿り着けるのか、私は焦りはじめ、道が合ってるか知らンが、早歩きでさきへさきへ進んだ。
適当に歩いたが、なんとか昔訪れた見覚えある風景が見えてきてホッとした。
うろ覚えだが、ここからなら祖母の家はもう遠くない。
そしてついに祖母の家に辿り着いた。
家の中から「ちびまる子ちゃん」の声が聞こえてきた。
つづく

posted by ひかわなる at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自伝
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